かき氷

確かに、やることは、毎日いっぱいです。
でもこの一年は、そういう一年になると分かってたし、それはやらなきゃいけないことだけど、それ以上にやりたいことだから、今のところは大変さより充実感、そんな日々です。
ちなみにアイドルも全然摂取してます。以前はラジオ聞きながらTwitter、がラジオ聞きながら作業、になったくらい。


だけど自分で苦笑いしたのが、感傷的になる癖がどんな毎日の隙間にも入り込んでくるんだなということに気付いた時。




この間、行列のできるかき氷屋さんに行きました。シアターでもやってたとこ。
妹と並んで、やっとカウンターの端の2席に座らせてもらって、しゃりしゃりと氷を削る親方としゃりしゃりと食べる他のお客さんを横目に注文したかき氷を待ってました。

で、出てきたのが見た目にもまあ見たことのない、おっきくて鮮やかな、綺麗なかき氷だったわけです。緊張しつつ思いきってひとくち目を食べた時、瞬間的に「あっしあわせだっ」って思いました。
美味しいより先に、しあわせだと、思った気がする。


そしてその日の放課後*1、教室に先生と友達とわたしと3人しかいなくなって、たわいもない、本当に本当にたわいもない話をしてました。それも、2〜30分だけ。
そしてその時も、何かが面白くて笑った瞬間に「あっしあわせだ」思いました。




それはたまたま同じ日に二度感じ取った小さなきらめきだったわけだけど、「ずっと続けばいいのに」と願ってしまいたくなるような、どうしてもずっと取っておきたくて、その気持ちが消えなくて、なんだか泣きたくなるくらいに愛しかった。
スプーンの上のマンゴーの味と、
ホワイトボードの前のささやかな談笑。
わたしが過ごした時間でわたしが感じた気持ちなのに、溶けたらもう、どこにも残らない気がしてしまって、どつても切なくなってしまう。


でもそれはきっとかき氷を口に含めばすぐに溶けて後味だけが香るのと似てることで、今過ごしている毎日は、瞬間何かを感じても、すぐにわたしの中に溶けて、染みる。またもう一度味わうことは、できるのかなあ。
それとも、こうやって考えたことすら忘れていくのかもしれない、し、それがいい気もする。



こういうとりとめのない話を、わたしは何度も繰り返してしまうかもしれないんですが、
この季節のぬるい夜風を浴びると、誰かに「ねえねえ」と言わずにはいられない気がします。ネットがあって良かったなー。


明日もいい一日になりますように。おやすみなさい。

*1:この日は午後授業だった いもーとはテスト明け